オリックス銀行の歴史とは

オリックス銀行はコンパクトで収益力の高い銀行をコンセプトに、店舗を持たずネット上で取引をするなど提供するサービスを特定分野に絞り、不動産投資に対する融資などの得意分野に特化した営業で知られる銀行です。
その方針は徹底されており、ATMが無いのはもちろん通帳やキャッシュカードも発行しません。
無駄を省いた分は金利で還元されており、金利の高さで知られる定期預金のeダイレクト預金や、業界最低水準の金利を誇る銀行系のカードローンなどが人気があります。
そんなオリックス銀行ですが、山一證券の子会社として1993年に設立された山一信託銀行株式会社が前身となっています。
しかし山一證券が自主廃業したことによりオリックスに譲渡される事となり、1998年にオリックス信託銀行株式会社と名称も変更されました。
それから現在の無店舗状態での経営へとシフトしていきます。
2011年には預金残高が1兆円を超えた事を機会とし、お客さまにとって分かりやすく身近な銀行でありたいとの考えから、オリックス信託銀行株式会社より現在のオリックス銀行株式会社へと社名が変更されました。
近頃でもeダイレクト金銭信託や法人融資事業、現在の主力商品であるカードローンなどのサービスの提供を始めています。
2014年にも新たに三菱東京UFJ銀行や西日本シティ銀行とカードローンのATM提携を開始するなど、幅広いニーズに応えるため現在も更にサービスを向上し続けている銀行なのです。