延滞損害金とは

お金を借りられるときに、誰しも期日までにしっかり返済しようと考えていますが、なかなかそうは行きません。
期日までに返済できない場合もあります。
そんな時、レンタルDVDなどでは延滞金というものを徴収します。
キャッシングやカードローンの場合でも、延滞金のようなものを徴収します。
ただし、延滞金とは呼ばず「遅延損害金」と呼びます。
レンタルDVDの延滞金と、キャッシングやカードローンの延滞損害金、似ているようですが実は金額の決め方が異なります。
レンタルDVDの延滞金の場合、あらかじめ「1日延滞ごとに300円」というように、価格が一律に固定されています。
しかし、キャッシングやカードローンの遅延損害金の場合、1日あたりの金額が固定されているわけではありません。
ではどのようにして決められているのかというと、お金借りられる遅延損害金の利率によって決められています。
遅延損害金の1日あたりの金額を決めていく際に重要な数字は、借金の残高と延滞している日数、そして遅延損害金の利率です。
例えば、借金の残高が20万円だとして、延滞した日数が5日間、そして遅延損害金の利率が20パーセントとします。
まず。
20万円を20パーセントで割り算をします。
すると1万円という数字が出てきます。
この1万円という数字を、今度は365日で割り算します。
つまり日割りするということです。
そうすると、約27.3円となります。
これを5日間で掛け算すると、約136円となります。
これが遅延損害金の計算方法です。