定額リボルビングシステムとは

お金を借りられる消費者金融やクレジットカードの支払い方式の一つに定額リボルビングシステムがあります。
このシステムは、借りたお金や商品を購入した場合、その金額の多寡にかかわらず一定の金額を支払えば延滞にならないとする返済方式です。
つまり、通常の分割払いで返済するよりも安い金額での返済も可能になる点と家計管理がしやすいということもあり、一般的に流布されています。
よく店頭で「リボ払いで」といった感じで利用されたり、または「1回払いで」といえば自動的にそのシステムで返済する形となります。
特に家電などの金額の大きい商品を購入する場合には、現金で一括で返済することとなるか、それとも分割払いかになります。
通常、現金の持ち合わせが無い場合、分割払いで購入することとなりますが、ローン審査があったりして色々と面倒です。
しかしクレジットカード一枚あれば、それで商品をショッピングの枠内で購入し、後から定額リボルビングシステムを使って返済を行うという手段が取れます。
つまり、ショッピング枠内であれば、欲しいものが買いやすいというのがメリットです。
分割払いを選択した場合、店頭で回数を指定する形となります。
例えば、10回払いや20回払いといった具合にです。
そして商品の価格に手数料分を乗せた金額を回数分で割って、一回あたりの金額が算定されます。
なお定額リボルビング方式の特長としては、上記のように回数を指定する形態をとらず、ミニマムペイントを設定するのが一般的です。
ミニマムペイントとは、毎月に支払う利用者が設定する金額のこととなります。
もちろん、カード会社の規約上でのミニマムペイントを設定することも可能です。
またカード会社においては、後から定額リボルビングシステムでの支払いに変更することが可能であったりします。