任意整理とは

複数の債権者から借り入れをしているため債務が多く返済が厳しい、そんな時には任意整理で借金を完済できます。
任意整理は、弁護士や司法書士に依頼して債権者と話し合いの上で借金の減額をしてもらうことです。
いくら減額ができるかは依頼する法律家によるので一概ではないですが、基本的には元金を減らすことは難しく利息分の免除ができるとされます。
利息分のみとはいえ、それでも返済額は大幅に減らせることができるので、以前と比べると返済もだいぶ楽になってくれるでしょう。
また、初めに過払い金の引き直し計算を行いますので、そこで万が一過払い金が発生していたら手続きを過払い金返還請求に変更し、その結果、借金の減額どころか、場合によっては借金がゼロまたは払いすぎていた利息分が戻ってくる可能性もあります。
過払い金がなければないで任意整理を行いますので、いずれにしても借金の減額までは可能です。
ここでは全ての債権者を整理する必要はありません。
たとえばA社、B社、C社から借り入れをしているのなら、A社とB社は整理するけど、C社はそのまま返済していくというように自分で整理する会社を選ぶことができます。
もちろん全ての債権社を整理しても構いません。
この辺は依頼する法律家に相談をして決めるといいでしょう。
ちなみに、あくまでも返済が目的になりますので安定した収入があることは前提です。
無職の人はまた別の手段で借金を整理する必要があります。